目玉って実際まじまじと見ると気持ち悪いはず なんですけどこれはどことなく美しい |
Dream Theaterのボーカル、James LaBrieのソロプロジェクトなどでギターを弾いているイタリア出身ギタリストMarco Sfogliの2ndギターインストアルバム「reMarcoble」が先日発売されました
タイトルはremarkableのもじりですね誰でも分かるわ
1stアルバムの「There's Hope」はiTunesで購入したのですが今回はこちらのサイトでCDを購入しました
送料がすごいことになりましたがCDを直接手に取ることで得られる満足感みたいなものはDL販売にはない魅力かと
レコード・CDあたりはインテリアにもしようと思えばできますからね
というわけで一度やってみたかった全曲レビューというか感想とか印象を
- Intro普通のJPOPアーティストのアルバムでもよくあるインスト小品での導入初めて聞いた時はなんとなくSteve VaiのLiberty(「Passion and Warfare」一曲目)に近いものを感じたんですが気のせいでした多分一曲目ってのが被ってたんでそう思っただけですね、可もなく不可もなくという感じ
- Jester's Tears綺麗なアルペジオで本編突入、大体七拍子の楽曲正直アルペジオ直後のブラッシング音だけでもうやられましたねサビのメロディが美しく自分で弾いてても楽しいですこの曲が気に入ったなら多分Marco Sfogliはずっと聴き続けるべきアーティストになると思います
- The Reactionフレーズ自体は至ってシンプルなのに非常にかっこいいリフが特徴的な3曲目友人曰くAndy Timmonsに近い雰囲気らしいのでそちらも聞いてみてはいかがでしょう
- reMarcoble力強い16分のリフで始まるテンポ早めな曲表題曲だけあってかなり力入れてるなあという感じですこの曲聞いて思うのはMarcoは弾きまくるところと弾かないところのメリハリがすごい上手いなとStill Hurts(「There's Hope」一曲目)で全く弾かない箇所があるんですが弾いてないのにカッコイイからもうわけ分かんないですね個人的には最後のキーボードとのユニゾンが大好きです
- Far from Me割りとしっとりした感じの曲ですサビ以外はそこまで盛り上がらない感じでしょうか
- Heartburnアルバムの中では重苦しい感じの曲変拍子もそこそこありますただあんまり好きではないですね一回目聞いた時はほとんど印象に残りませんでした
- The Forestちょっとジャズというかあっちっぽい感じの始まり方だったのでこれはなかなか新鮮だなと俺の好きなエレクトリックピアノも出てきたのでご満悦とか思いながら聞いてたら4分過ぎたくらいで完全にノックアウトされました自分の中では前二曲がいまいちだったのもあって今作のベストトラック
- Father to Son明るくて聞きやすいと思います全然似てないんですけど前曲からの流れが結構気に入りました
- Save Yourself次の曲がアコースティックギターメイン、その次の曲はカバーなので本編ラストといってもいいかもイントロからもうアルバムのクライマックスなんだなって雰囲気がありますね曲自体はやはりサビのフレーズが印象的ですカッコイイ
- Song of Ben and C.アコースティックギターで奏でる爽やかなエンディングどっかの店で流れてたらMarco Sfogliだとは多分気付かないラスト前に重めの曲を置いて最後に(雰囲気が)軽めの曲を持ってくるのはよくありますけどやっぱハマってますね目覚めの一曲に非常に良さそうです
- The Barbarian今ググって知ったのですがこの曲なんとコンピュータゲームの曲です既に亡くなられているようですがRichard Josephという作曲家が手がけた曲で、Commodore64という8ビットコンピュータ向けに開発された「Barbarian:TheUltimateWarrior」というゲームのタイトル曲だそうです若き日のMarcoがプレイしたかどうかは定かではありませんがしてそうですよねわざわざソロアルバムに入れるくらいですし動画見た後に改めて聞いてみると原曲にかなり忠実なアレンジとなっていてBarbarianファンは大満足間違いなし
といった感じでいかがでしょうか
1stについてもそのうち何か書きたいですが俺はこっちの方が好きですね
曲順も良く練られてててすごい丁寧に作られたんだろうなと思いますまあ4年ぶりくらいの作品ですし
少なくともギターインスト好きな人は買いです
そうでない人はThe Barbarianのためだけに買いましょう